1957年、 27名の青年によって産声をあげた碧南青年会議所は、本年66年目を迎えます。戦後の復興期、高度経済成長期、バブル経済期、バブル崩壊後の平成時代を経て令和の時代へと入りました。 それぞれの時期には様々な社会課題があり、当時の会員である諸先輩方も、明るい豊かな社会の実現に向けて活動してきました。青年会議所の目指す、明るい豊かな社会とはどんな社会なのか、時々の国家の情勢や地域経済の動き、また個人によってもそのとらえ方は様々であり、突き詰めて議論すればひとつとして同じ答えはありません。青年会議所はその名の通り、議論して何をするか決めるところです。多様な個性を持った個人が集い、同じ目的のために知恵を出し合い、議論を尽くし、組織としての方針を決定します。この会議が会員の成長の場となり、成長の機会を作るきっかけとなります。互いに切磋琢磨しながら人は成長します。100年に一度と言われる感染症の大流行により、人と人が会うことが難しい世の中が続いています。今までの方法が使えない、使いにくい状況の中、私たちは前を向いて歩みを進めていかなければなりません。今までの方法が使えないということは、言い換えれば 、 新しい方法に挑戦する絶好の機会が来ていると捉えることができます。これまでの65年の伝統を受け継ぎながら、変化と挑戦を恐れることなく、前向きに笑顔で、一年間活動していきます。