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2022年度 理事長所信

理事長紹介

一般社団法人 碧南青年会議所
2022年度理事長 鈴木将大
 
・はじめに
・みんなで楽しく会員拡大
・型を知っているから型を破ることができる
・対外の機会
・情報発信
・SDGsに取り組む
・新入会員教育
・災害対策
・地域共生を考える
・市民と共に明るく健康で元気に
・助け合うことで大きな力が生まれる
・出向のすすめ
・おわりに

【はじめに】

 1957 年、27名の青年によって産声をあげた碧南青年会議所は 、本年66年目を迎えます。戦後の復興期、高度経済成長期 、バブル経済期、バブル崩壊後の平成時代 を経て令和の時代へと入りました。 それぞれの時期には様々な社会課題があり、当時の会員である諸先輩方も、明るい豊かな社会の実現に向けて活動してきました。青年会議所の目指す、明るい豊かな社会とはどんな社会なのか、時々の国家の情勢や地域経済の動き、また個人によってもそのとらえ方は様々であり、突き詰めて議論すればひとつとして同じ 答えはありません。青年会議所はその名の通り、議論して何をするか決めるところです。多様な個性を持った個人が集い、同じ目的のために知恵を出し合い、議論を尽くし、組織としての方針を決定します。この会議が会員の成長の場となり、成長の機会を作るきっかけとなります。互いに切磋琢磨しながら人は成長します。
 100年 に一度と言われる 感染症の大流行により、人と人が会うことが難しい世の中が続いています。今までの方法が使えない、使いにくい状況の中、私たちは前を向いて歩みを進めていかなければなりません。今までの方法が使えないということは、言い換えれば、新しい方法に挑戦する絶好の機会が来ていると捉えることができます。
 これまでの65年の伝統を受け継ぎながら、変化と挑戦を恐れることなく、前向きに笑顔で、一年間活動していきます。

【みんなで楽しく会員拡大】

 青年会議所の活動は泣いても笑っても40歳までしかできません。 40歳になる年の12月31日をもって正会員としての活動は終わりを迎えます。20歳から40歳までと活動期間が限られている青年会議所においては 会員が増えなけれ ば組織はいずれ消滅します。つまり、青年会議所が組織として活動を続けていくためには新たな会員が、仲間が必要です。 会員拡大活動は青年会議所の最も大切な活動といっても過言ではありません。
 会員拡大活動は、まだ見ぬ新たな仲間、魅力的な人との出会いのチャンスです。エネルギーがあふれる20代、30代の青年が多くの人とふれあい新たな関係を作ることは、自分を成長させるために大きな意味を持ちます。知らない人と会うことは緊張もしますが、緊張もしますが、新たな価値観に触れる楽しみもあるはずです。たくさんの人に会いましょう、そして夢を語りましょう。笑顔で夢を語り合えばあなたの熱量は伝わり、仲間はきっと増えるはず仲間はきっと増えるはずです。

 入会候補者の情報収集、分析をしっかり行い、魅力的な事業を発信しましょう。青年会議所の、青年会議所でしか生み出せない価値を見つけましょう。やってみなければわからない、やらずに終わるのはもったいない。入会候補者が笑顔で活動している姿をイメージして、 レッツゴー拡大です。

【型を知っているから型を破ることができる】

 青年会議所 には 総会、理事会、例会などの定款で定められた 事業や事業報告、財務処理など組織として当然しなければならないことがいくつかあります。これをしなければ 、 そもそも組織として青年会議所活動を続けていくことができなくなってしまいます。総会や理事会、例会セレモニーが厳粛な雰囲気のなかで行えるのも、周到な準備があればこそ。この決められたことは通常、単年で大きく形を変えることはなく、前例を参考に作られることが多くあります。つまり、65年の活動で培ってきた“型”があります。
 しかし、時代は変化しています。時代にあわせて活動の仕方を見直したり、大胆に変えたりと果敢に取り組んでいるLOMが多くあります。培ってきた良い型は守り残しつつ、新しい発想で型を破る、あるいは作る。良い型をまねて身につけることができれば、そこから先に挑戦し、型を破ってみてもいいのではないでしょうか。そのためには新しい仕組みを取り入れたり、 既存の ルールを変えたりすることが必要かもしれませ
ん。活動的な会員だけでなく、なかなか参加できていない 会員の声に耳を傾けてみると、新しい仕組みづくり、より良いLOM運営のヒントがあるかもしれません。会員の多様な意見を集めて、柔軟で温かい組織を作っていきましょう。

【対外の機会】

 青年会議所は日本全国各地にあり、それぞれが独立して活動しています。その活動をより活発にするため、また外部とつながり見識を深めるために、日本青年会議所、各地区 、都道府県に協議会があります。また、京都会議、名古屋会議、東海フォーラム、サマーコンファレンス、全国大会、世界会議など各種大会は、他LOMや世界の同志たちと交流し情報交換する貴重な機会です。メンバーの皆さんにはこの機会をチャンスととらえて、自身の成長に生かしてほしいと思います。
 また、碧南青年会議所には海の向こうに55年間交流の続く友人たちがいます。台湾の嘉義國際青年商會です。ここ2年ほどはコロナ感染症の影響により行き来ができていませんが、状況が改善したら再び交流を図っていきます。

【情報発信】

 団体として明るい豊かな社会の実現を 目指すためには、その活動を広く知ってもらうこと、そして活動に対して共感を得ることが重要です。よい活動をしていても誰にも知られなければ、明るい豊かな社会の実現には近づきません。青年会議所活動に多くの共感を得るためには、事業の内容もさることながら、その伝え方、伝わり方も意識する必要があります。スマートフォンの普及により、情報へのアクセスが容易になりました。多くの情報がデジタル化されていますが、これは発信側も手軽に情報を発信できるようになったことを意味します。どのようなツールを使い、どんな内容を、どのタイミングで、誰に向けて発信するか。本当の意味での広報には発信者の意図が必要です。発信の仕方でその効果は変わってきます。見る人がワクワクするような広報活動を展開します。

【SDGsに取り組む】

 日本青年会議所が先駆けとなって取り組んできたSDGsが、メディアでも盛んに取り上げられるようになりました。小学校の授業でも子供たちがSDGsについて学んでいます。碧南青年会議所の 議案書にもSDGsの目標が記載されています。しかし、その中身をしっかり理解して、活動に結びつけることができている人はどれくらいいるでしょうか。 青年経済人として 地域の発展をリードしていくためにも、SDGsに対する理解を深め、実際の活動と結び付けられるようにしていきます。

【新入会員教育】

 碧南青年会議所に入会した新入会員はLOMアカデミー委員会に配属されます。まずは委員会をはじめとするLOMの活動に参加して青年会議所の基礎を学んでいきます。またLOMの活動と並行して 愛知ブロック協議会に出向し 、 他LOMから集った仲間と共に 学びます。入会した理由や入会を決めた時期はまちまちですが、1月1日のスタートは新入会員にとって皆平等です。自身で得た機会を最大限に生かして学んでいただきたいと思います。
 碧南青年会議所の新入会員教育の特徴として、全員がブロックアカデミー委員会に出向するという慣習があります。おかれた状況はそれぞれですが、青年会議所活動の最初に提示される条件は一緒です。そしてこの経験は、後にも先にもこの一度しかできません。新入会員の皆さん、スタートからアクセル全開でいってみましょう。青年会議所に入っていなかったら決して出会わないような人、魅力的な人、憧れを抱く人、様々な人に出会うと思います。この出会いから様々な 経験を経て数か月後に振り返った時、自分でも想像できないような人間になっているかもしれません。先輩方にはそういう経験をした人たちがたくさんいます。振り返らずに駆け抜けてみましょう。
 そして、委員会活動や出向で得た学びを自身や会社の成長に、碧南青年会議所の発展に役立てていただきたいと思います。

【 災害対策 】

 近年頻発する災害に対しては常に備えておくことが必要です。災害に対して備えるとはどういうことなのか、碧南市にはどんな災害の危険があるのか、具体的に何を備えればいいのか。これらを考えて実際の行動に移すことは、自分や大切な人の命を守ることにつながります。碧南市を含む東海地区には近い将来、東海地震が起こると言われています。来る災害に備えて、現在見えている問題だけでなく、見えていない問題にも目を向け、市民の意識を高めて、具体的な行動を促すことが必要です。
 また、 災害時に地域のために活動するために、まずは足元からです。碧南青年会議所は昨年、災害時の初動体制を定めました。この体制を実際に動かすことができるように深化させることが必要です。

【 地域共生を考える 】

 昨年JC宣言が改訂されました。新しい宣言は「日本の青年会議所は希望をもたらす変革の起点として輝く個性が調和する未来を描き社会の課題を解決することで持続可能な地域を創ることを誓う」と定められました。青年会議所には、社会の課題を見つけ出し、それを解決する仕組みを示す役割が求められています。持続可能な地域とはなんでし ょうか。地域にはどんな人がいて、その人たちはどんな課題を持っているでしょうか。すべての人が、碧南に暮らしてよかったと思える社会の実現にはどんなことが必要か考えていきます。まずは、自分の身近な人のことを知るところからその一歩は始まります。自らの足で地域に飛び込んでいきましょう。
 碧南市には青年会議所以外にも様々な組織がありそれぞれの目的のために活動しています。NPOやボランティア団体など組織の形は違いますが、碧南市のため、市民のための活動をしている点では同じです。お互いに協力できれば利用者の利益になります。顔の見える関係で話し合えば、知恵を出し合い問題を解決できるかもしれません。地域で活動する組織同士をつなぐことも、変革の起点としての青年会議所に求められる役割ではないでしょうか。碧南市において、他団体と共に地域課題を共有し、解決のための橋渡しをする会議体の設置を目指します。

【市民と共に 明るく 健康で元気に】

 コロナ感染症の世界的流行により、外出の機会が制限される状況が続いています。日々の活動の仕方が変化し運動不足気味の人たちが増えています。また、碧南市の最新のデータによると、小学生が週に1回以上運動する割合はおよそ30%です。教育委員会が目標としている60%には及ばない現状があります。運動にはストレスの軽減やうつ状態の軽減、脳機能の活性化など様々な良い効果があることが最近の研究で分かっています。心身の健康は何物にも代えがたい財産です。定期的な運動の機会を持つことは健康増進への近道です。健康情報発信と運動の機会を通して健康な市民を増やしていきます。
 また、碧南市と碧南市民を明るく元気にするために、碧南市に関わる行事に、 碧南青年会議所として積極的に参画します。

【助け合うことで大きな力が生まれる 】

 青年会議所の活動は全メンバーが参画して行われ ます。活動の基となる議案は理事が作成します。人は自分の目の前のこととなると視野が狭くなりがちです。各委員会にお いては、委員会メンバーで議案、活動に向き合い、お互いに助け合いましょう。たくさんの人の目に触れて、意見を交わすことでより中身の濃い事業が生まれると思います。
 一方で、碧南青年会議所のメンバーだけで明るい豊かな社会を実現することは相当のパワーが必要です。社会を、地域を変えるような運動を起こすためには他者の協力を得たほうがうまくいく場合も多くあります 。自分だけでは難しいこと、メンバーの力を結集しても足りないことがあるかもしれません。そんな時は、地域の仲間、他の組織、団体と協力することでより大きな力となるはずです。

【出向のすすめ】

 青年会議所には日本全国、世界に仲間がいます。その組織を活かして、愛知ブロック協議会や東海地区協議会、日本青年会議所へとその活動の可能性は広がりをもっています。同じ業種で集まる業種別部会などでの交流は40歳を超えてもなお続くものがあり、一生の友を得る場所になる可能性があります。自身の生活圏では決して出会うことのできない貴重な出会いが必ずあるはずです。積極的に出向し、人脈を広げ、学びの機会を得ることをお勧めします。

【おわりに】

 人は他者と切磋琢磨し関わることで人間的に成長します。人と関わらずに成長することなどあり得ません。その成長は相手と本気でぶつかり、語り合った時に起こるのです。 しかし、 本気で相手と向き合うことはなかなか難しいと私は思います。私は青年会議所に入会し、本気で向き合い、時に耳の痛いことを言ってくれる多くの友人に出会いました。この友人たちとの出会いこそ、青年会議所で得た最高の財産だと確信しています。耳の痛いことは別に、言わなければそのまま過ぎていきます。それでも言ってくれる友人は本当に貴重な存在です。
 青年会議所は会員に成長の機会を提供しますが、成長の結果は保証しません。入会しただけで成長や成功が保証される場所はありません。自ら勇気ある一歩を踏み出してこそ、やったことのないことに取り組んでこそ、そこに結果があらわれるはずです。そして、青年会議所活動の成果は40歳を迎えてから現れる、とも言われています。私が出会った先輩方にも魅力的な人がたくさんいました。これは、経験した人にしかわからないことだと思います。自身が成長したかどうかは、ひょっとすると卒業してからわかるのかもしれません。結果はもちろん大事ですが、そこに至る過程も同じように大事です。

全メンバーが多様な価値観に触れ、実際の関わりを持つことで、多くの成長の機会を得られることを願っています。
自分ではなく他者のために考動すること。一見回り道のように思えますが、漢方薬のようにじわりじわりと効いて、思わぬ形で自身に返ってくるはずです。
 私は、人の幸せそうな笑顔を見るのが大好きです。楽しそうに笑っていると自分も楽しい気持ちになります。私やあなたの周りに、碧南に、日本に、世界に、幸せな笑顔が広がったなら、その社会はきっと明るい豊かな社会になっているはずです。

あなたの幸せにしたい人の笑顔を想い、愛をもって考動しよう
一般社団法人碧南青年会議所
〒447-8501
愛知県碧南市源氏神明町90番地
碧南商工会議所内
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FAX.0566-48-1100
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